赤ちゃんは、味や、匂いに敏感です。
食べものもなかなか食べさせるのが大変だったりしますよね。
機嫌によっても変わりますし。。
少しでも安全に、飲みやすくする方法を考えてる方も多いはずです。
薬の剤型によって飲ませ方の工夫も様々に変わってきます。
パッと見れるようにまとめてみましたので参考にしてください。
それではどうぞ!
シロップ(水薬)の飲ませ方
①薬はスポイトで頬の内側に流し込む
②スポイトやカップは水洗いして乾燥させてから保管する
私のお勧めはスポイトです〜!☘
薬局でもらえるスポイト(ガラスでできたものは厳禁!!間違えてかみ砕いてしまうことがあります!!)を用いて、きちっと量った一回量を吸い取って、頬の内側に流し込んで、飲ませてあげましょう。
哺乳瓶で飲ませる場合は乳首にシロップ薬を入れて吸わせましょう。まず乳首だけを口にくわえさせて、赤ちゃんが吸い始めたらシロップを入れると飲ませることができます。
① シロップの入った瓶を軽く振って中身を均一します。
② 1回量を添付のカップかスポイトで、正確に量りとります。
③ 量ったお薬を、上手に飲ませます。
・カップで飲めない場合は、スポイトで頬の内側に流し込んでください。
💡のどの近くに入れると、せき込みやすいため注意しましょう。
・スプーンで少しずつ流し込んでもかまいません。
④ 使用したカップやスポイトは、きれいに洗って、乾かしておきます。
※乾燥させておくことで、細菌などの増殖を防ぐことができます
※シロップは糖分が沢山はいってるので細菌増殖の温床です。。注意!
⑤ 飲ませたあとは、お薬は冷蔵庫で保管してください。
粉薬の飲ませ方
粉薬に少量の水を加えてペースト状に練ります。
指で練った薬をすくい取り、頬の内側や上あごに塗ります。
水やミルクを飲ませます。舌の上に塗ると嫌がることがありまので注意しましょう。
水やぬるま湯に粉薬を溶かして、液体化させて、スポイトやスプーンなどで飲ませてもかまいません。(この後の流れは水薬と同じです🐈)
お薬を水などに混ぜる場合、混ぜてから時間が経つとお薬の成分が変化して、効き目が落ちてしまうことがあります。お薬は飲ませる直前に1回分だけを混ぜるようにし、作り置きはしないでください。
・水に溶けにくい粉薬もあります
・お薬を飲んだ後は、口の中に薬が残らないように水やミルクなどを飲ませてください。
・温度が高すぎるとお薬が変化してしまうことがあります。
・ミルクの味が変わり嫌いになることがありますのでミルクには混ぜないでください。
・水以外に混ぜるときは逆に苦くなるものもあるので、しっかり薬剤師に混ぜていいか聞いてみてください。きっと優しく教えてくれます。
ちなみに混ぜたら苦いお薬の例は
カルボシステインDS(痰を切ったりするお薬)とクラリスDS(抗生物質)です。
一緒に処方されることも多いので注意しましょう。
・冷たい物を食べさせると一時的に味覚が鈍くなるため、お薬を服用しやすくなります。アイスクリームはお勧めです。
ブログ拝見しました。大変勉強になりました。
— hiro take (@Hirobiro3030) April 30, 2020
小児の粉薬服用時に水で玉状にしても無理な場合、チョットだけ練乳を混合して服用してもらった経験ありです。ペースト状になりやすいし、味もごまかせます。それこそ牛乳アレルギーの子はダメですが、ご参考になれば。
hieo takeさんによると、練乳と混ぜると飲みやすくなるとのことです♬
奥さん曰く、『タミフル+練乳が「全員一致でおいしい」😋意見がでたと書いてある本もあるのよ~』と言ってたので、タミフルの苦みが消えるのはかなり良きです。。笑
坐薬の使い方
①排便後に使用する
②手で温めてから使用する
③保管場所に気を付ける
小さなお子さんは使用量がすくなく、カッターやはさみでシートごとカットすることもあります。きちんと決められた量に切ってから使いましょう。
入れる時はオムツを替える要領で赤ちゃんの足をあげ、座薬のとがった方を手で少しあたため、入れやすくしてから、肛門に挿入します。
座薬は冷蔵庫で保管するものが多いので、冷えたまま使用しないように注意しましょう。挿入した後は、10秒ほど肛門をティッシュなどでおさえておきましょう。
挿入の刺激で排便するかもしれないので、排便後に使用するようにしましょう。
また、お薬をもらって移動中に車の中など高温の場所に置いてしまうと座薬が変形し、とがった部分がなくなり、挿入できなくなることもあります。直射日光を避けるなど保管場所には十分に気を付けて、持ち運びにも注意しましょう。
点眼薬のさし方
お子さんが泣いているときには避ける
寝ているときにさしてもよい(避ける薬もあるため、注意)
お子さんをあおむけに寝かせ、お母さんの股で頭を固定します。怖がる場合には、眼の周りを拭いた後に、目をつぶった状態で目頭付近に点眼し、まばたきをさせるとお薬が目に入っていきます。あふれた薬液はふき取りましょう。怖がって嫌がるときは寝ているときにさしてもかまいません。お子さんが泣いているときは、目薬が涙で流れでてしまうので避けましょう。
点耳薬の使い方
冷たいまま使うと眩暈の原因に
薬が冷たいまま使うと眩暈を起こすこともあるので、薬の容器を手でしばらく握って温めます。頭を横にして薬を入れる側の耳を上にして、耳の穴の壁に沿うように薬を入れましょう。あふれた薬液はふき取ってください。
最後に
いかがだったでしょうか?
お子様がお薬をきちんと安全に服用していただくためには、お父さんお母さんの薬のご理解も必要になります。
どうぞご協力をお願いします🍀
何かお役に立てることがあればうれしいです。
アナフィラキシーとエピペンの話はこちらへどうぞ👇