薬剤師×保育士のブログ 

薬剤師と保育士の両面を活かした内容の記事を書きたいと思ってます。主に子どもの薬について書いていこうと思います。

ビタミンDと骨粗鬆症のお薬について解説します

f:id:zangesan:20200527145550j:plain

 

 

皆さん、こんにちは🍀

 

 

今回は、お魚やキノコに含まれているビタミンDについて解説していきます。

 

 

それではどうぞ~!!

 

 

 

ビタミンDとは

ビタミンDってなんなの??ビタミンB2は「口内炎に良い」とか、ビタミンCは「美肌に良い」とかはよく聞くんだけど、ビタミンDを摂るメリットが良くわからないにゃ?

 

ビタミンDは「骨に重要なビタミン」と覚えておこうね🦴
そして、ビタミンDは2種類あるのは知ってるかな?
食事
で摂取されるものや、紫外線を浴びてつくられるものを「天然型ビタミンD」。肝臓や腎臓のはたらきで作られるのが「活性型ビタミンD」っていうんだよ。

 

え??2種類あるの??紫外線を浴びても作られるんだ!
光合成みたいだにゃ!!(笑)

 

面白い仕組みだよね。
僕はご飯から摂取しようと思いま~す!

 

食べすぎ注意だにゃ~!最近お腹もでてるからね~。

 

ぐぬぬ。。う、運動する。。

 

 

ビタミンDの含まれる食品

 

ビタミンD2はキノコ類に豊富に含まれていて、きのこのキャラクター
ビタミンD3は魚肉及び魚類肝臓に含まれています。サケのイラスト(魚)

 

<主な食材>

魚類…サケ、サンマ、イワシ、カツオ、マグロ、カジキ、ブリ、サバなど
きのこ類…キクラゲ、干し椎茸など

 

ビタミンDは脂溶性ビタミンと言われます。


脂溶性ビタミンはその名の通り「油にとけるビタミン」です。

脂溶性のビタミンは油炒め揚げると効率よく吸収ができます。

お勧めの調理方法になります♬

 

ただし、水溶性ビタミンであれば「おしっこ」で出ていきますが、
脂溶性ビタミンは「おしっこ」では、なかなか出ていきません。


摂りすぎると体に蓄積するので、

サプリメントなどを摂られる方は注意が必要です。

 



ビタミンは脂溶性と水溶性があるので、まとめて覚えておくとよいです。
特に脂溶性ビタミンが(D、A、K、E、だけ)と覚えましょう。

 

簡単まとめ

脂溶性ビタミン(D、A、K、E、だけ)

油にとけやすいビタミン➡尿で排泄しづらい➡体に蓄積される

水溶性ビタミン

水にとけやすいビタミン➡余分なビタミンは尿で排泄

  

 

 

活性型ビタミンDとは 

 

天然型のままだとビタミンDは重要なはたらきができません。

 

重要な役目を果たすために、ビタミンDは活性型になる必要があります。


活性型ビタミンDは、「天然型ビタミンD」が肝臓腎臓代謝されたものです。

 


「代謝」は生命維持のために行う、一連の合成化学反応のことです。

 

代謝がいいね=化学反応バッチバチ

やる気に燃える人のイラスト(女性会社員)

 

体の中で天然型ビタミンDが肝臓や腎臓で化学反応で変化して、活性型ビタミンDになります。


活性型ビタミンDは腸や腎臓でカルシウムリンの吸収を促します。

 

カルシウムは骨の形成と成長に役立ちます。リン骨や歯の構成成分となります。

 

なるほど、活性型のビタミンDがCaの吸入と関係あったんだね!カルシウム摂るだけじゃだめなんだにゃ!

 

そう!意外でしょう?ビタミンDのこういった働きはあまり知られていないんだよね。

 

そういえばさっきビタミンDは光を浴びると合成されるっていってたね~
自宅待機中はビタミンD不足になるかも?

 

そうだね。適度に紫外線を浴びることも重要なんだよ。

 

高齢者とビタミンD

 

高齢者はビタミンDを摂っていても充分に活性型ビタミンDが作られません。

 

高齢者の方は一般の方に比べ、腎臓や肝臓のはたらきが弱ってる傾向にあります。

 

腎臓の力が弱く、代謝がうまくいかないってことは、活性型ビタミンDがつくられない
手足が不自由になってきて外に出るのが億劫になると、光を浴びれないので、活性型ビタミンDがつくられない。そして骨が弱る。。

 

こうして、「骨粗しょう症」の原因の一つとなります。

 

骨粗しょう症


骨粗しょう症とは骨がスカスカ(骨密度が低い状態)になり、骨折を起こしやすくなる病気です。


骨粗しょう症の原因には、加齢、生活習慣(運動不足、食生活など)、喫煙、

閉経後のホルモンバランスの変化、関節リウマチやステロイド薬の使用などがあります。

 

閉経後、女性ホルモンの低下により、骨からCaが溶け出すことも、

骨粗しょう症の原因です。骨粗しょう症の男女比が1:3ぐらいなのは

そういった原因があるからなんですね。

 

骨粗しょう症の薬とビタミンD

活性型ビタミンDを補充する薬があれば、骨粗しょう症にも効果があったりする?

 

さすがナスキー!察しがいいね~!

 

活性型ビタミンD製剤は、骨粗しょう症の方に活性型ビタミンDを補うことで

骨を丈夫に保つためのお薬です。

 

(え?ビタミンDだったら何でもいいんじゃないの?)

 

と思う方もいるかもしれません。

 

ビタミンDを補給しても、活性型にならないとダメなんです。




腎臓が弱った方や、光を浴びてない方はビタミンDが活性型になりにくくなります。




そこで、活性型を服用することが必要になるのです。

 

最後に

いかがだったでしょうか?

 

活性型ビタミンDの他にも、骨粗しょう症には様々な薬があります。

 

骨に関わる細胞、成分、ホルモン、、


さまざまなことに研究者が着目し、治療に活かされています。面白いですよね♪

 

 

それでは今回はこの辺で!

最後まで見ていただき、ありがとうございました♪